こんにちは。

2023年2月末に三重県熊野市に用事があったので、ついでに(といっては不敬かな?)熊野三山と伊勢神宮を観光してきました。 当ブログにしては非常に珍しく旅行記を書いてみようかなと。 とは言っても超メジャーな観光地に行っただけなので、各々の紹介は軽めに。 この記事では行程とそのポイント、また予想外な事態などを紹介して同様の計画をお持ちの方の参考になれば良いなと思います。

熊野三山を1日で巡り切る

起点は和歌山県新宮市です。予め書いておきますが1日はさすがにキツいです。 後述しますが特に熊野那智大社は相当体力を消耗しますから、那智大社だけで半日確保したほうが良いかと思います。今回は以下の行程としました。

時刻 場所 備考
07:10発 新宮 熊野御坊南海バス51系
08:09着 熊野本宮大社 本社→産田社→大斎原 参拝時間は移動込み2時間
10:00発 熊野御坊南海バス51系
10:55着 熊野速玉大社 参拝時間は30分間
11:30発 徒歩
12:00着 新宮 昼食
13:00発 熊野御坊南海バス11系
13:28着 那智
13:53発 熊野御坊南海バス31系 いったん滝を右手に通り過ぎる
14:11着 那智山 大門坂を少し下って雰囲気だけ味わう。
熊野那智大社
青岸渡寺
三重の塔&滝 徒歩移動のみで30分
参拝時間は移動なし1時間45分
飛瀧神社の参拝終了は16:30
17:04発 那智の滝前 熊野御坊南海バス31系 最終一本前。乗遅れるべからず。
17:28着 紀伊勝浦 夕食
18:34発 紀伊勝浦 JRきのくに 240円。22分。
18:56着 新宮

ポイント

①バスを乗り倒す

ご覧の通りほぼバスによる移動です。 バスの本数はそう多くはない点に注意が必要で、1本逃すと数十分あるいは数時間待ちとなってしまう場合があるので、バスの運行時刻に合わせて参拝時間を決めた感じです。とは言え上述の計画でかなりゆとりを持って参拝できました。 これだけバスを使いまくるので1日フリー乗車券を購入するとお得です。 新宮 - 熊野本宮大社の往復だけでほとんど元が取れます。

②フリー乗車券購入の注意事項

新宮駅07:10発の始発便で本宮大社まで向かう計画を立てましたが、フリー乗車券を販売するバス会社事務所は08:30から営業を開始します。 乗車券は発行日1日限り有効ですので、え?どうすりゃいいの?と途方に暮れました。

事前にバス会社に問い合わせると、前日夕方に事務所で翌日分のフリー乗車券を発行しますよ、と回答をいただきました。 常にそういう対応をしてくれるのか、問い合わせたのでわざわざ準備してくれたのかは不明です。 日程が確定したら教えてと言われていたので後者なのかなと思っています。

③大門坂敬遠

熊野那智大社本殿への道のりは過酷です。参道入口から本殿まで450段以上の石段を登らなきゃいけませんし、参道入り口に至るまでの大門坂は如何にも熊野古道っぽい雰囲気抜群の素敵なところですが、こちらもあまり整備されていない長い長い石段です。

私は鉄道系YouTuberスーツさんの真似をして大門坂はすっ飛ばして参道入口までバスで行っちゃいました。

予想外

①熊野速玉大社はあっさり

街外れにあるとはいえ、本宮大社・那智大社のような山奥に比べれば本当に平野部にいきなりあるという感じの速玉大社。 規模も三社の中では非常にコンパクトというネット情報を得ていたので参拝時間も30分と短めに設定していましたが、それでもちょっと持て余したくらい。 境内のいろんな案内もじっくり読み込めました。

また上述の行程表ではその後わざわざ新宮駅まで徒歩移動し那智方面へのバスに乗り換えていますが、このバスは結局速玉大社前を通ります。 路線図をよく確認して速玉大社付近で昼食にすればよかった・・・