iPaaS「Make」を利用したPocketとNotionの連携シナリオのリアルタイム性を向上させる試み。 結果としてPocketじゃなくてFeedlyになりました。

この記事をご覧になる前に以下をご覧になっておくことをお勧めします。

PocketとNotionの連携(By "Make")

現状整理


ポーリングかインスタントか

Make側からPocket側に新着アイテムの有無を定期的にお伺い立てるような方式をポーリング(Polling)というらしいです。 対して(現状そのような仕組みは提供されていませんが)Pocket側から新着があるたびに通知する方式はインスタント(Instant)といいます。

前者はたとえ新着アイテムが無くても自らお伺いを立てるという処理を定期的に発動するので、実行回数が1000回/月の制限があるMakeでは慎重に実行間隔を調整する必要があります。

後者はいわゆるプッシュ通知で、実行すべき処理がある場合に先方からお呼び出しがかかるので、ワークフローの発動回数がグッと抑えられます。

現状はワークフローを前者で実装しているため、1日3回だけ監視するというなんとも気の長い仕様で運用しています。 「あとで読む」アイテムを移動させるだけなのでこれでも良いのですが、なんだか妥協して負けた気になっています。 なんとか後者仕様に出来ないものでしょうか。

前提のおさらい


今回のそもそもの目的をおさらいしておきます。

<aside> 👉 「あとで読む」をNotionに集約したいが、Notionが使えないデバイス・アプリのために 止む無くまずはPocketに集約し、そこからNotionに移動させる。

</aside>

さて、なぜPocketなのでしょう? もちろん「あとで読む」サービスの老舗だからという理由が大きいです。 Notionを知る前の私はPocketを重用していて、WEBブラウザやRSSリーダー「Feedly」で収集したWEBコンテンツのうち、気になるものをサクサクと追加していました。

しかし、ふと気付きます。 Feedlyにも独自の「あとで読む」機能がありますし、ブラウザから登録することも出来ます。 「Notionが使えないデバイス・アプリ」でも、Pocket同様にFeedlyなら使えるのです。 機能が重複しているので、もはやPocketを経由する意味はほとんどありません。 なーんでそのことに長く気付かなかったんでしょうね・・・。 FeedlyとNotionを連携できれば良いのでは?